ブログ初心者のあなたは、記事の書き方で以下のような悩みがありませんか?
思いつくままに文章を書いていても、読者に理解してもらえる記事にはなりません。
そこで今回は、ブログ記事の鉄板の構成をご紹介します。
また、ブログを構成する各パートのテンプレートを示して、記事の書き方を解説!
本記事をご覧になると、型に当てはめるだけでスラスラとブログ記事を書けるようになりますよ。
ブログ記事の構成の外観
ブログ記事の構成は至ってシンプルで、3部構成が基本。
- リード文
- 本文
- まとめ
わたしが、記事をライターさんにお願いする際のマニュアルから抜粋します。
記事構成は、以下のような外観です☟
なお、h2、h3は「見出し」を意味しています。(※見出しについては後述)
このあと、それぞれ簡単に解説します。
リード文
リード文は、記事本文へ読み進んでもらうための導入の役割を担っています。
導入だから「サブ」という位置付けと思っている方も見かけますが、それは間違いです。
以下の理由により、記事にとってリード文は極めて重要な存在なのです。
- 読者が、本文を読むかどうかを判断する材料となるから
- 記事の要点を読者に伝え、本文の理解を助ける役目があるから
だから、リード文は最重要のセクションと言っても過言ではありません。
通常は、リード文の最下部の直下に目次を置いて読者のユーザビリティの向上に役立てます。
目次はプラグインを用いて自動生成させるのがポピュラーです。
プラグインについては、以下の記事をご覧ください。
本文
記事本文は、先ほどの図のようにいくつかのパートに分けると読みやすくなりますよ。
分ける際は、「見出し」を作りましょう。
見出しは本で言うと、目次の「章」や「節」や「項」に当たります。
本は、大きな「章」があって、そのなかに小さな「節」があり、その下層に「項」がありますよね。
本ブログ記事の目次を見てみてください。
「章」のなかに「節」があるのがわかることでしょう☟
このように伝える内容を分けることで、読者が理解しやすいコンテンツを作ることができるのです。
見出しは、h2、h3、h4のタグを使います。
h5以降のタグは、階層が深くなりすぎるので、一般的にはあまり使用しません。
なお、それぞれのタグと本の目次は、以下のように対応しています。
- h2 ☞ 章
- h3 ☞ 節
- h4 ☞ 項
まとめ
まとめは、記事を要約して読者に復習をしてもらうパートです。
実は、記事本文を読まずに「まとめ」だけを見る読者もおられます。
ですから、本文を読まなくても記事の内容がわかるようにしておくことが大事です。
リード文の書き方テンプレート
リード文は、以下の順番で5部構成が基本です。
- 読者の共感を得られる文章を書く
- 「問題を提起する」or「読者に寄り添う文章」
- 悩みの解決策を書く
- 得られる利益や未来を魅せる
- 筆者の権威性や実績を伝える
本記事のリード文に当てはめると、以下の通りです☟
このあと、簡単に解説します。
読者の共感を得られる文章を書く
ブログの記事って、どんな構成にしたらいいんだろう…
まずは、読者が共感することを書いて、自分ごととして捉えてもらうことが先決です。
共感することとは、読者が「そうそう、それを解決したかったんだ!」と思うような以下の問題です。
- 疑問 ※わからないこと・調べたいこと
- 不安 ※心配・気がかりな気持ち
- 悩み ※困りごと・ストレス
上記の共感文は、以下の形式で書くと良いです☟
- 簡潔な文章
- 箇条書き
- 吹き出し
問題を提起するor読者に寄り添う文章
共感を得る文章の次は、以下のように2通りあります。
記事のテーマから適切な方を選びましょう。
併用しても構いません。
思いつくままに文章を書いていても、読者に理解してもらえる記事にはなりません。
読者の疑問・不安・悩みを解決できない場合に起こる問題を示して、ハッとしてもらうことが目的です。
私もブログ初心者のころは、記事の書き方があることすら知らずに、ただ文字を並べるだけでした。
読者の疑問・不安・悩みに寄り添うことで、親近感を持ってもらえたり、よき理解者だと思ってもらうことが目的です。
悩みの解決策を書く
そこで今回は、ブログ記事の鉄板の構成をご紹介します。
また、ブログを構成する各パートのテンプレートを示して、記事の書き方を解説!
読者の疑問・不安・悩みの具体的な解決策を示します。
得られる利益や未来を魅せる
本記事をご覧になると、型に当てはめるだけでスラスラとブログ記事を書けるようになりますよ。
読者の抱える問題が解決した先にある未来を語ります。
読者が得られる利益や明るい未来を魅せることで、記事を読み進めたいと思ってもらうことが目的です。
筆者の権威性や実績を伝える
4年間で約2,100記事書いてきたブロガーの私がお伝えします。
記事の信ぴょう性を伝えるセクションです。
記事の内容に関して、筆者のあなたは信用に値する人物であることを伝えます。
具体的には、記事の分野に関して以下のような要素をアピールしてください☟
- 実績を持っている
- 仕事をしているか、していた
- 免許や資格を取得している
- 長年かかわっている
読者に聞く耳を持ってもらうことが目的です。
本文の書き方テンプレート
本文の基本的な書き方は、PREP法(読み:プレップほう)を用います。
PREP法は、以下の構成です。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
書く順番は必ず守ってください。
PREP法の文例を1つ挙げます☟
- P(結論)車を運転するのなら、自動車の任意保険に加入すべきです。
- R(理由)なぜなら、被害者を保護すると同時に自らも多額の賠償責任に備えることができるから。
- E(具体例)例えば、被害者が死亡したり重大な後遺障害を負うと賠償額が数億円に及ぶこともあります。
- P(結論)ですから、車を運転するのなら、被害者はもちろん、自らのためにも自動車の任意保険に加入すべきです。
それぞれ簡単に解説します。
結論
P(結論)車を運転するのなら、自動車の任意保険に加入すべきです。
「結論」は、文に以下の語尾を用いて言い切るようにしてください☟
- ~~です。
- ~~ます。
- ~~。(体言止め)
Webライティングにおいて、最も重要なのは結論を最初に書くこと。
なぜだか、わかりますか?
ネットで調べものをするときのことを考えてください。
忙しいから、早く答えを知りたいでしょう?
みんな同じです。
早く結論を言って欲しいんですよ。
それに、結論がわかった状態で読み進めてもらうほうが、その後の内容も理解してもらいやすくなりますよ。
理由
R(理由)なぜなら、被害者を保護すると同時に自らも多額の賠償責任に備えることができるから。
「理由」のパートは、以下のテンプレートを組み合わせて用いてください☟
- なぜなら、~~だから。
- ~~なので、~~です。
- ~~だから、~~。(体言止め)
結論に対する「理由」や「根拠」を示すことは、きわめて重要です。
なぜなら、書かれていることに「理由」や「根拠」がなければ、信用してもらえないから。
具体例
E(具体例)例えば、被害者が死亡したり重大な後遺障害を負うと賠償額が数億円に及ぶこともあります。
具体例を示すときは、書き出しで以下のフレーズを使います☟
- 例えば、
- 一例を挙げると、
- 実際に、
具体例を挙げるとイメージが湧くので、結論と理由を理解してもらいやすくなります。
また、堅苦しい文章ばかりだと退屈ですよね。
親近感を感じる具体例を織り交ぜることで、読者に聞く耳を持ってもらうことができるのです。
結論
P(結論)ですから、車を運転するのなら、被害者はもちろん、自らのためにも自動車の任意保険に加入すべきです。
もう一度、結論を言います。
以下のテンプレートを組み合わせて使いましょう。
- ですから、~~です。
- 以上の理由により、~~です。
- このことから、~~ます。
最後にもう一度結論を記載することで、あなたが伝えたいことを読者の脳裏に刻み込むことができます。
また、結論はあなたの主張とも言えます。
最初と最後に主張を書くことで、軸がブレていないことを印象付ける効果も期待できますよ。
まとめの書き方テンプレート
記事の一番最後の「まとめ」パートの書き方は、以下の4手順です。
- まとめの序文 ※記事で解説したことを1~2文で簡潔に伝える
- 要点を箇条書き ※記事の要点が一目でわかるように箇条書きにする
- 締めの文章 ※読者の悩みが解決した後の、明るい未来を具体的に伝える
- CTA ※この後、読者にして欲しいことを具体的に伝える
それぞれ簡単に解説します。
まとめの序文
以下のように記事で書いたことを簡潔に伝えます。
本記事では、○○について解説しました。
以下にまとめます。
要点を箇条書き
以下のように記事の要点を箇条書きにします☟
または、記事を通してもっとも伝えたいことを、簡潔に書いても良いです。
締めの文章
記事は大詰めの段階。
ここで気を抜くと、すべてが水の泡となってしまいます。
あなたが提案することを読者が受け入れたら、「その後、どんな良いことが訪れるか」を書きましょう。
このライティング手法はセールスライティングと呼ばれ、マーケティングの分野では、「ベネフィットを訴求する」といいます。
「商品・サービス」を売るのに重要な考え方なので、別記事で詳しく解説します。
CTA
CTAとはCall To Action(コール トゥ アクション)を略したもので「行動喚起」と訳されます。
記事を最後まで読み終わった読者に対して、「次にして欲しい行動」を促すセクション。
具体的には、次に読んで欲しい記事を示して「こちらの記事もどうぞ」と誘導します。
読者に向けて、あなたのほうから「次はこうしてください!」とコールしないと、読者は決してアクションを起こしてくれないものです。
ブログ記事の書き方のまとめ
ブログ記事の構成や書き方のテンプレートを解説してきました。
ブログの構成は以下の通り。
- リード文
- 本文
- まとめ
ブログで稼ぐには、少なくとも読者の疑問・不安・悩みを解決する記事を書かねばなりません。
そのためには、本文で読者が納得する論理的な文章を書くことが重要。
また、本文へと読み進めてもらうためには、魅力的なリード文が欠かせません。
さらに、まとめでは「商品・サービスをオファーする」ことや「読後にして欲しい行動を訴求する」ことで収益へと結びつけます。
これらすべてにおいて、書き方のテンプレートに沿って執筆すれば難なくブログ記事が完成するはず。
書き方に迷ったときは、そのたびにこの記事を開いて見返してください。
ブックマークしておくと便利ですよ。
リゾートホテルのプールサイド。
MacBookに向かってカタカタやっている、あなたが見えますか?
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